戦国時代初期の陣中では、大将から軍夫に至るまで、盛んに賭博をした。

賭ける物がなくなると、合戦に必要な武具や馬具まで賭けた。

それで戦場には、装束の整わない、兜だけ被って素肌だったり、鎧の胴だけ着けて兜も太刀もない様な、装束の整わないものも少なくなかった。

しかし、こう言う不揃いの格好をした者ほど、賭けに負けて取られた分を、敵から取り返そうと、合戦になると良く働いた。

そこで多くの大将が、博打は、陣中の乱れの原因になると認識しつつも、戦意の高揚を期待して、黙認していた。





    

    
★過去の作話★「月白の諧謔」

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