AIを小説家にするのに必要な事。

それは「小説」の論理的な定義の明確化だと思うのです。

将棋や囲碁をAIがプレイ出来るのは、ゲームのルールと、勝利と言う目的がはっきりしていたからだと言います。

ルールとは、「小説」の場合、作品が どういった理屈で構成されているかでしょう。

コンピュータが処理出来る形で、それを明らかにしない限り、AIには小説の書き用が無い訳です。

目的とは、「小説」で言えば、文章を読んだ人間に、面白いと思わせる事でしょう。

それにはまず、人間が文章を読んで面白いと思うという事は、どう言う事なのかという、根源的な分析と、その理論化をしないといけません。。。

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ビックデータを駆使して、AIに小説を書かせるのでなく、組み立てさせみるのは、どうでしょう?

とにかく、過去の全作品をデータ化し、あらゆる形で統計を取り、分類整理し、作品のパーツを作り、それをひたすら組み合わせて、小説をでっち上げるのです。

出来た作品は、人間が評価します。

そして、その情報をフィードバックし、組み立てる小説の完成度をあげるて行くのです。

─ この方法を取った場合、かなりのコストが掛かる様な気がします。

万人受けする作品を仕上げるためには、より多くの人間に評価をして貰う必要が あるでしょう。

評価を行う人間にも、それなりのスキルが必須です。

コンピュータに反映するからには、可能な限り、微に入り細に入った分析でないと意味がありません。

単に、面白かったとか、つまらなかったと言う、感想レベルの意見では、無意味なのです。

それを実現するには、ある種のスキル所持者が大量に必要でしょう。

つまり、それなりの人件費が入用になると思われるのです。。。

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将棋や囲碁の様に、ルールや目的がはっきりしている場合。

AIは、ルールから、目的達成のための方法を導き出し、それをシミュレートし、結果を検証すると言う手順を、1秒間に何千億回の演算能力を駆使し、ごく短時間に、幾らでも行う事が可能です。

が、取り敢えず小説を作り、人間の評価をフィードバックして、完成度をあげる方法を取るなら、シミュレートと検証を、自己完結出来ません。

人間が評価し、その結果を反映をされて初めて、AIは次の作品を生み出せるのだから。

AIは瞬時で作品を生み出せるが、人間の評価には手間暇が掛かります。

─ 時間的に見たら、人間は、AIの足かせです。

50年以上は掛かると言う予想を裏切り、将棋や囲碁では、AIは十数年で人間に追いつきました。

AIが小説家になるためには、果たして、どれ位の年月が掛かるのでしょう。。。



    

    
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