以前、父親の葬儀をした時の事です。

準備を進めるにあたり、困った事がありました。

それは、遺影に関してです。

父親は、母親が亡くなって以降、病院や施設への入院や入所を繰り返していました。

そんな訳で、近年は、写真を撮影する機会が、殆どありませんでした。

母親が健在な頃に撮ったものがあっても、サングラスをしているか、正面を向いていないもの ばかり。

要するに、適当な写真が無かったのです。。。

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遺影ないと葬儀が出来ません。

とにかく写真を探します。

あちこち探してた結果、ある資格の証明証を発見。

そこには、正面向きの顔写真が貼り付けられていました。

葬儀社に確認すると、小さいが大丈夫との事。

他に適当なものが無かったので、遺影は その写真に決めたのですが…

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出来上がった遺影には、何か違和感がありました。

暫く眺めて、その原因に気が付きます。

写真の父親が、かなり若いのです。

証明証を取り出して、資格が取得された時期を確認します。

すると、20数年程前。

計算してみると、遺影の父親の年齢は、私と ほぼ同じでした。

写真を交換すべきか悩みますが、他に適当なものは、存在しません。

結局私は、複雑な心境を抱きつつも、若くて同じ年の父親の遺影で、葬儀を執り行ったのです。。。



    

    
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