「─ 不動産屋さん、この部屋ですか?」

「ここなら、ご予算と条件にぴったりかと…」

「うん、なかなかー」

「そうでございましょ?」

「へ、部屋の隅に…何かいるの見えるんだけど……」

「気づかないフリをしてください。相場より家賃をお安く提供できるのは、あれが理由なのですから」

「?」

「彼もかっては、この部屋の住人でした。」

「で、でしたって…」

「契約が切れても 立ち退かず、困ってるんですよぉ」

「え?! 生身なの!?」




    

    
★過去の作話★「月白の諧謔」

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