銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

ご訪問、有難うございます。

当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

2015年07月

毎日のメニュー。。。

「あんたが料理係になって、毎日のメニューに、変化はついたよね」

「でしょ」

「正確に言えば『へんか』って言うより『へんげ』って感じ?」

「なんだとー」





    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

透けて見える魔法


「…ものが透けて見える魔法も、知ってる」

水無月さんの言葉に、春人くんが興味を持ちます。

「それって…人が着ている服とかが、透けて見えたりするの?」

水無月さんは頷きました。

「掛けて…欲しい?」

「…え?」

話を聞いていた文月さんが、口を挟みます。

「ちょっと?」

「ん?」

「─ そんなことしたら、私たちの裸、見られちゃうじゃないの!」

「…だいじょうぶ」

「私は、大丈夫じゃな…」

文月さんの言葉をかき消す様に、水無月さんが呪文を唱え始めました。

「み・な・づ・き!」

文月さんの抗議の甲斐なく、魔法は完了します。

「…どう?」

水無月さんは、春人くんに確認しました。

「─ 魔法、失敗してない?」

「何で?」

「何にも、見えないんだけど…」

「…それは、成功してる証拠」

「─ え?」

春人くんには、訳がわかりません。

「服も透けるけど…それ以外も透けて見えるって事?」

文月さんの問い掛けに、水無月さんが頷きます。

「…結果として、反射して目に返ってくる光がないから、何も見えない。」

真相を知った春人くんは、水無月さんに頼みました。

「魔法、解いて欲しいんだけど…」

「…何か、奢ってくれる?」

水無月の言葉に、文月さんが同調します。

「─ 服を透かして、私達の裸を見ようとしたんだから…まあ、当然だよね。」

承服出来ない様子で、春人くんは沈黙しました。

それを見て、文月さんが呟きます。

「水無月。こいつ、反省してないみたい。」

「じゃあ、このままで、構わないかも。」

とにかく魔法を解いて欲しい春人くんは、叫びました。

「すいません!是非とも、何か奢らせて下さい!!」

春人くんの叫びを聞いた水無月さんは、魔法を解く呪文を唱えようとします。

それを止める様に、文月さんが片手を上げました。

「─ 魔法を解くの…奢ってもらってからにした方が、良くない?」

「…そうかな。」

2人のやりとりにを聞いて、春人くんは懇願します。

「絶対に!確実に!ご馳走させて貰いますから!!」

言質を取った文月さんは、満足そうに、水無月さんに囁きました。

「─ お腹も空いた事だし…魔法、解いてあげたら?」



    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

あらあら。

「あらあら、かわいらしいこと」

女主人は、メイドとして雇った、少女の姿を褒めました。

「ちょっと待ってて、替えの分をとってくるから」

ドアが閉まって、1人になった少女は、しげしげと、自分の履いているスカートを見ます。

何かを思いついた彼女は、自分の腰を、左右に大きく捻ってみました。

すると、少女の体の動きが伝わって、メイド服のスカートの裾が、小さく広がります。

彼女の顔に笑みが広がりました。

次は、その場でターン。

スカートの裾は、大きく広がります。

気分が盛り上がって、裾が広がるスカートを履いた自分の姿を、見たくなる少女。

彼女は、部屋にある、大きな姿見の前まで行きました。

鏡に向かって、両腕を横に一杯に伸ばして、スカートの裾を広げます。

裾が広がったスカートを履いた自分の姿を、少女は、満足そうに見入りました。

暫くすると、メイド服の替えを持った女主人が、部屋に帰って来ます。

「おまたせ…」

ドアを開けた女主人は、姿見の前で、スカートの裾を広げて、何かのポーズをとっている少女の姿を見て、動きを止めました。

それに気付いた少女は、狼狽えた声で言います。

「いえその…スカートがぶわっと…すみません、こういうのに、あこがれてたんで…」

それを聞いて、女主人は思いました。

「そんな事が、嬉しいなんて…なんか、暗い過去背負ってそうだなー …あえて、聞かないけどさ」




シャーリー (Beam comix)
森 薫
エンターブレイン
2003-02

    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

紀之介
★過去の作話★


「紀之介@otn_knsk」で
ブログ更新情報を呟いています。

Twitterをフォローする

ブログで取り上げた本
楽天市場