銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

2015年11月

悪いよ。

「機嫌、悪そうだねぇ…」

芽生子さんの問い掛けに、二葉さんは答えます。

「─ 悪いよ。」

「もしかして…またお母さん?」

頷く二葉さんに、芽生子さんは尋ねました。

「で、今度は、何言われたの?」

「…直ぐにでも、結婚しろって。」

思いがけない言葉に、芽衣子さんの内心は、穏やかでは なくなってしまいます。

「え?そんな人が、いた、の…」

首をゆっくり横に振って、二葉さんは否定しました。

「─ 相手も、早く探せって。」

二葉さんに、そう言う相手がいた訳では ないと判り、安堵する芽生子さん。

そんな様子には気づかず、二葉さんは憤慨し続けます。

「とにかく私に、結婚しろって言う理由…何だと思う?」

思案する芽生子さんに、二葉さんは忌々しげに口を開きました。

「不要物を、整理するため!」

「…話が見えないんだけど」

「娘が嫁入り道具として 親元から色々持って行ったお陰で、家の中の食器や家具がごっそり減った話を、知り合いから聞いたんだって。」

「─」

「私が、使ってない物を、嫁入り道具として持って行けば、色々減るから家が片付くんだって!」

「…そんな理由で、二葉のお母さんは…結婚を薦めてるの?」

呆気に取られる芽生子さんに、二葉さんは、苦々しげに呟きます。

「─ 私…怒っても許されるよね?」

「まぁ、そうかな。。。」

「アンテークの食器や家具ならともかく、当面使わない邪魔なものを、娘の嫁入り道具に持って行かせようとか…普通考える?」

「…」

「何で私が、廃品処理のために、結婚しないといけないの!」



    

    
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いつになったら…

「いつになったら、私にも彼女、紹介してくれる訳?」

姉が弟に迫ります。

「する気なんかないよっ。姉さん、彼女に何言うか、わかんないし」

「やーねー ひと言、挨拶したいだけよ」

不審そうな目で見る弟に、姉は言いました。

「弟がお世話になってなってます~ ところで、こんなガキ放っといて、合コンいきませんか…って」

「絶対に会わすもんか」

「ちっ…別れりゃいいのに」

「ハッキリ言ったな!!そんな期待しても、むだだからねっ。ほっといてよ、もう!!」

弟は、姉に問い質します。

「弟の幸せ邪魔して、楽しいのか!?」

「…何にも、わかってないのね。」

「…え?」

「─ だって私に無断で、恋人なんか作っちゃうんだもん…」

消沈する姿を見て、弟は思いました。

「姉さん…まさかヤキモチを」

感傷的になった弟に、姉が本音を ぶちかまします。

「弟のくせに、なまいきだっつってんのよ!この私が、独り身だというのに!!」




    

    
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ゆで卵。。。

「ゆで卵食べるか?」

女の子に、おねーさんが尋ねました。

「沢山あるから、良ければ食いな」

おねーさんの言葉に、女の子は笑顔になります。

「ゆで卵好きか?そっか!おれもだ!」

食べようとする女の子に、おねーさんは言いました。

「ゆで卵いっぱい食べて、オレみたいになれよ!」

その言葉で、女の子の動作が止まります。

「─ ゆで卵を食べたら…おねーさんになっちゃうの?」

そう思った女の子は、卵を取ろうと腕を伸ばした姿勢で、固まってしまいました。

伸ばした手で、一向にゆで卵を掴まない女の子を、おねーさんが不思議そうに見ます。

「…何で食べないんだ?」




    

    
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紀之介
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