銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

2016年01月

一部の。。。

100人中の1人が主張する意見でも、それが自分達に都合が良いと考える人は、こう持ち上げます。

「一部の少数意見であっても、尊重されるべきです」

100人中の49人が主張する意見でも、それが自分達に都合が悪いと考える人は、こう切り捨てます。

「そう言う主張も有りますが、一部の意見に過ぎません」

一部という言葉は、都合良く使い分けられています。

…主に、政治家やマスコミに。



    

    
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ハッタリ勝負

「いい?面接なんてものはね…ハッタリ勝負よ!」

「…」

「どれだけ口八丁で相手を信用させ、自分のペースに引き込めるかで決まるのよ」

「なるほど」

「でも、中身がないと、言うだけ墓穴を掘るわ!」

「つまり…つまり私には、無理ってことか…」

「その通りよ!」




    

    
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私だけ。

「…これ、見てもらっても良いですか?」

葉月さんは、手にした数枚の紙を、都さんに差し出しました。

「何?」

「この写真、2人で撮りましたよね?」

頷いた都さんに、葉月さんは小声を絞り出します。

「─ 私だけしか写ってないんです。全部」

困惑の表情の葉月さんに、都さんは あっさりと答えました。

「あ、ごめん。その時私、気抜いてたからかも」

「…は?」

「それなりに気合い入れないと、写真とかに、写り難い人なんだ、私」

言葉を理解しかねる葉月さんに、都さんは、事もなげに言います。

「ほら。私、鏡とかに、映らない体質だから。」

「…体質で、鏡に映らない事って…あるんですか?」

「難しい理屈は、よく解かんないだけど…そんな感じかな?ってね。」

都さんは、納得出来ない目で見る葉月さんの手を握りました。

「今、見せてあげるから。証拠」

掴んだ手を引いて、部屋の姿見の前に移動する都さん。

鏡には、当然の様に、2人の姿が映ります。

「映ってるじゃ、ない…です…か?」

葉月さんの言葉が終わらない内に、都さんの姿は、だんだんと消えて行きました。

「─ 消えた?! …映ってない!!  ─ 何、したんですか??」

動揺した声の葉月さんに、都さんは普通の声で応じます。

「集中するの…止めただけ。」

「…」

暫く唖然としていた葉月さんは、突発的に言葉を発します。

「行きましょう。」

言葉の意味が掴めない都さんは、戸惑った声を漏らしました。

「…何処に?」

「当然、ドラッグストアですよ!」

葉月さんは顔を上気させます。

「大丈夫です。あそこの薬剤師さん…顔なじみじゃないですか。」

「─ え?道野さん事…言ってる?」

「そうです!私達の道野さんに、相談に乗って貰いましょう!!」

突拍子もない事を言い出す葉月さんに、都さんは反論しました。

「─ どれだけ優秀な薬剤師でも、鏡に映らない体質を治す薬の知識があるとは思えないし、怪しい相談して、あのお店に行けなくなるのは嫌だから…そんな提案は却・下! き・や・っ・か!!」

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「…で、都さんの正体って、何なんですか?」

落ち着きを取り戻した葉月さんが、都さんに尋ねます。

「ごく普通の、人間」

「鏡に映らない体質がある人は、普通じゃ ありません!」

畳み掛ける葉月さんを、飄々と往なす都さん。

「─ 体質なんかで、人を差別したら いけないねぇ」

「…吸血関係の人だったり、するんですか?」

「怪我した指の出血を吸うぐらいで、食用には、してないかな」

探究の火が付いた葉月さんは、都さんへの質問を止めません。

「─ 陽の光に当って、灰になったりは…」

「此処まで来れてるから。大丈夫じゃなかったら…日中に外出してないでしょ?」

「杭打たれたら…死んじゃうんですよね? …心臓に。。。」

「…そんな事したら、吸血鬼に限らず…大抵は、死ぬ事になると思うな。」



    

    
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紀之介
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