銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

2016年07月

あげるわ!

「トオル、ニンジンは美容にいいのよ?」

給食の時間、豆子さんは呟きました。

「仕方がないから、私の分をあげるわ!」

箸を持った豆子さんは、ニンジンだけを選って、自分の器から、トオルさんの器に移し始めます。

されるがままのトオルさんの様子を、豆子さんは伺いました。

「トオル?」

「…」

「─ ニンジンきらい?」

「ううん」

笑顔で、箸を手にするトオルさん。

自分の器に入れられたニンジンを摘んで、豆子さんの口の中に放り込みます。

「!」

「豆ちゃん、1つぐらいは、自分で食べてみようねー」




    

    
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海外に流失

江戸時代の日本には、さしたる輸出品がなかった。

海外との貿易では、専ら輸入する側である。

当時の国際通貨は金銀であり、購入代金は、金銀で支払われた。

一方で金銀は、日本の国内通貨でもあった。

日本が海外と貿易を行うと言う事は、国内通貨である金銀が、輸入代金として国外に流失する事を意味する。

国内の通貨が大量に海外に流出すると、当然、国内の通貨量も大幅に減り、デフレが発生する事になる。

デフレになれば、モノの値段が下がる。

幕藩体制の基礎は、米の石高制であったから、物価が下がって、米価が下落傾向を続ける事は、幕府にとって、極めて大きな問題であった。

そこで幕府は、貿易量を制限して、金銀の流出を抑制する必要に迫られる。

江戸幕府が鎖国をした理由は これであった。

「奢侈(しゃし)禁止令」の様な贅沢禁止令の度々の発令も、同じ様な発想に基づく。

貿易の支払いで、国内の金銀が海外流失するのを防ぐために、絹織物の等の輸入品の需要を抑制するのが目的であって、悪戯に庶民を苦しめて喜んでいた訳ではない。。。




    

    
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不思議な。。。

「おやおや、いらっしゃい」

友人の よいこさんの部屋を訪ねた けいこさんは、不思議な生き物から挨拶されます。

それは、クッション大の、クマのぬいぐるみの様な感じの生き物でした。

よいこさんは、その不思議な生き物と、一緒に暮らしていたのです。。。

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「ゆっくり、していっての~」

自分に座布団を出した後、不思議な生き物は、部屋から出て行こうとしました。

何故か けいこさんは、思わず声を掛けてしまいます。

「もし良ければ…買ってきたケーキ、一緒に食べませんか?」

尋ねられた不思議な生き物は、満面の笑みを返しました。

「じゃあ、いただいちゃおうかのぅ。。。」

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テーブルの上に出されたケーキを、不思議な生き物は、美味しそうに食べ始めます。

目前の出来事に けいこさんは、内心で呟きました。

「動けるし、しゃべれるし、食べれるし、なんなのこれ…」

固まってしまった けいこさんに、よいこさんが声を掛けます。

「どーしたの?」

声を掛けられ、我に返った けいこさん。

疑問を解決しようと、言葉を発する努力をします。

「あの…え~と…」

─ が、どう尋ねれば良いかを思い付けず、結局は、何も聞けないで終わってしまったのでした。。。




    

    
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紀之介
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