銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

ご訪問、有難うございます。

当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

2016年10月

掛け声は

「いい、みんな?」

節分の日。

ハルヒさんは、豆撒きの参加者に注意しました。

「掛け声は『福は内』のみよ。」

「…え?」

「─ 間違っても、鬼に対して、誹謗中傷はしないように!」

「・・・」

「わかった?」

みんなが同意して頷くのを見て、満足の笑みを浮かべるハルヒさん。

キョン君は、事情を知っていると思われる古泉君に、小声で尋ねました。

「なんで あいつ、あんな鬼贔屓なんだ?」

「聞いた話では…『泣いた赤鬼』を読んでから、鬼にやさしくするように、努めているそうです。。。」




    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

1回試そうか。。。

夜、山の中の廃道に入り込んだ女の子は、草むらの中に、灯の入った自動販売機を見つけます。

「文字は、みんな消えてるけど、『百円』だけ読める…」

女の子は、この自販機が、動くかどうか試したくなりました。

「1回試そうか…100円、もったいないけど…」

取り出した硬化を、女の子が投入口に入れようとした瞬間。

─ ゴトン ─

自動販売機から、何かが出てきました。

「・・・」

取り出し口に、手が伸びます。

「…うわ、あったかい。250cc? プルタブ式ってやつだ…いつのカン!?」

─ カシュ ─

何かに取り憑かれたかの様に、手にした缶の口を開けた女の子。

「鉄のにおい…茶色いお湯…」

缶を見つめて、考えます。

「ここまできたら…ひとくち…いってみっか?」

女の子は、ゆっくりと、缶を自分の口に近づけました。

もうすぐ唇が、缶の端に付くと思われた瞬間、

「早く! 早く!」

何者かの急かす声が、辺りに声が響きました。

「…え?」

辺りを見回す女の子。

「…何か、まわりの空気が…息を殺して『待って』いる?」

今まさに飲もうとしていた缶の中身を、地面にぶちまけます。

「あぁあ!!」

暗闇に響く非難の声。

声のした方向を、女の子は凝視しました。

人の気配は感じられません。

「に、逃げなきゃ!」

恐怖を感じた女の子は、草むらの中の自動販売機から、一目散に逃げ出したのでした。。。




    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

そんなはずはない!

ある1作品を読むためだけのために、漫画の月刊誌を買っていた事があります。

期間は、およそ8年間。

理由は、目当ての作品の単行本が発行されるのに、かなり時間が掛かるから。

1巻分に、およそ2年掛かるのです。

続きを早く読むためには、買うしか ありませんでした。。。

----------

実は、月刊誌を買っていた理由は、もう1つあります。

それは、作品を完全にコンプリートするための保険。

連載打ち切りにでもなって、もし続巻が出ない場合でも、こうしておけば、最悪、欠番を作らず、作品を手元に残せると考えたのです。。。

----------

作品が完結し、最後の単行本を入手した時。

もはや不要と判断して、雑誌は全て処分しました。

単行本には、全ての話が掲載されていると、盲信していたのです。

それから数ヶ月後。

最終回直前の、あるエピソードが読みたくなり、最終巻を取り出します。

しかし、目当ての話を見つける事が出来ません。

「そんなはずはない!」と思い、何度も何度も探します。

勘違いも考慮し、他の巻にも目を通しますが、目当ての作品は見つかりませんでした。

もしやと思い、単行本巻末の収録話の記録と、WEB上の雑誌の掲載記録を照らし合わせてみると…

─ 単行本には、全話が収録されていなかった事が判明します。

保険で買っていた雑誌を全て処分した後で、単行本未収録の話の存在に気が付いたのです。。。

----------

欠番の話が掲載されていたのは、1年前の号でした。

いくつも、雑誌を販売しているサイトを探しましたが、1年前のバックナンバーは、かなりメジャーなものしか、在庫がありません。

一途の望みを託し、古雑誌専門サイトを、探してみました。

すると、1冊だけ、目当ての本が売られているのを見付けます。

喜び勇んで、確認すると…販売価格、定価の3倍でした。

欠番を作らないためには、雑誌を購入しない訳には、行きません。

結局、自分の迂闊さを呪いながら、1度買って処分した本を、わざわざ3倍のお金を払って、再び購入したのでした。。。



    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

紀之介
★過去の作話★


「紀之介@otn_knsk」で
ブログ更新情報を呟いています。

Twitterをフォローする

ブログで取り上げた本
楽天市場