銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

ご訪問、有難うございます。

当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

2017年09月

決まり

「この業界にも、いくつかルールがある」

「─ 悪の組織にですか?」

「例えば戦闘は…『お前達、やっちまいな!』で開始し、『ちくしょう、覚えてやがれ!』で終了するのが決まりだ」

「あの…」

「何だ?」

「子供の手前…あまり悪い言葉は、使いたくなんですが」

「そうか…」

「はい。」

「では…戦いを始める時は『手下が行きます』とし、終わりは『見逃して下さい』と言う事にしよう」

「それなら何とか。。。」




    

    
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忘れたの?

目の前には、ヴァージンロード。

緊張している私は、隣のお父さんの腕に、縋り付く様に歩きます。

進む先には、彼が微笑んで立っていました。

祭壇の手前で、立ち止まる私とお父さん。

一歩踏み出した彼が、手を差し出します。

お父さんがその手を固く握り、交わさる握手。

今にも泣き出しそうな お父さんの横から、私はゆっくりと、彼の隣に移動しました。

腕を絡めながら、感極まって囁きます。

「幸せ過ぎて…夢みたい」

「─ これは、君が見ている夢だよ」

「え…?」

「お父さんも僕も…君がバラバラにした事、忘れたの?」

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夢から覚める私。

「はい、起きて、起きて!」

居間のソファで居眠りしていた身体を揺らしたのは、旦那様でした。

「準備が出来ました。お・く・さ・ま」

促され、はっきりしない頭で、テーブルに向かいます。

先に向かいの席に座った旦那様は、何か言いたげに私を睨みました。

「結婚3周年の料理、結局、僕が1人で作ったんだけど!?」

「…ジャンケンに負けたんだから、仕方ないよね?」

「少しぐらい手伝ってくれても、バチはあたらないんじゃないかな。」

旦那様の機嫌を直すため、私の手がワインの瓶に伸びます。

「はい、注いであげる」

苦笑しながら、グラスを差し出す旦那様。

「飲ませれば、ごまかせると思ってない?」

「実際、ごまかせてるし♡」

ワインで満たされたグラスを、旦那様はテーブルに置きました。

「次はワタクシめが、お酌させて頂きますよ、奥様」

私は、持っていた瓶を手渡します。

「苦しゅうない」

「…あんたは、何処の姫様だ」

グラスに伸びる私の手。

それが、途中で止まります。

「今日は、飲むの止めとこうかな」

「どういう風の吹き回し?」

「飲んだら寝ちゃうでしょう? この幸せが…夢になるといけないし」

「何を言ってるんだかるんだか…」

腰を浮かした旦那様は、腕を伸ばして、私にグラスにワインを注ぎました。

「─ これは、君の見ている夢だし」

「え!?」

「君は…僕を殺して埋めてるんだよ?」

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「…意識が戻った様だな」

きつい何かの匂いで、無理やり覚醒された私。

いつの間にか、座らされていた椅子の上で身を捩ります。

そこは、抵抗していた独房ではなく、知らない部屋でした。

1人の刑務官が差し出した紙が目に入ります。

それは、私への死刑執行の命令書でした。

凍りつく意識。

刑務官は何かを読み上げますが、それは ただ鼓膜を揺らすだけでした。

一瞬の沈黙の後、部屋に重い声が響きます。

「刑を執行する」

立たされた私は、目隠しをされ、後ろ手に手錠を掛けられました。

「これは、夢よね!」

身を揺すって抵抗しますが、数人の手で前方に引きずられます。

「夢なんでしょ!!」

太い何かを巻きつけられる首、縄で纏められる足首。

「お願い!!! 夢だと言って!!!!」

大きな音がして、身体が宙に浮いた瞬間、頭の中に声が響きました。

「─ これは、現実だよ。」



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夢のお話



    

    
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眠れない。

「今日は早く寝るのよ。」

ママに言われて、布団に入るたばたちゃん。

しかし、なかなか寝付けません。

「眠れないの? そういう時は、頭の中で、羊を数えるのよ」

「ひつじをかぞえる?」

たばたちゃんは、ママに言われた通りにしてみます。

「あれ? ひつじって、どんなのだっけ?

 こんなのだっけ? こんなの?

  いや、こんなの? それともこんな…」

そんな事を考えている内に、たばたちゃんは、眠りに落ちたのでした。。。




    

    
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紀之介
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