銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

作話(再)

残念。。。

「惜しかったねぇ。。。」

弥生さんの数学の答案用紙を見て、如月さんは残念がりました。

「この1問が合ってれば、満点だったのに…」

如月さんは、不思議そうに尋ねます。

「─ 他の難しい問題が解って…何でこんな簡単なの、間違ったの?」

聞かれた弥生さんは、当然の様に呟きました。

「配点が、1番低かったから。」

「…はい?」

意味を取りかねる如月さんに、弥生さんが答えます。

「1問だけ間違えて、出来るだけ高い点を取るには…それを間違えるしかなかった」

「─ もしかして…わざと間違えたの?」

頷く弥生さんに、如月さんは確認しました。

「…何で?」

「─ 美しくないから。」

「…は?」

「満点取るのって、美しくないでしょ?」

「─ だから…ワザと間違えたって事?」

「そう。」

「…」

呆気に取られる如月さんに、弥生さんが呟きます。

「他に満点の人がいて、学年1位の座を奪われたらどうしようとか思ってたけど、私の点数が最高点だったんで、ホッとしたよ。。。」



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弥生さんのお話

如月さんのお話


    

    
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私を撮った写真?

「これって、弥生がこの前、私を撮った写真?」

「そうだよ。」

プリントされた写真を手に確認する美卯さんに、弥生さんは答えました。

「何で背景しか、写ってないの?」

「…ごめん」

「失敗したの?」

「─ そうじゃなくて…カメラのせい。」

「フィルムの古いカメラなんて使わないで、デジカメで撮ってくれれば良かったのに…」

残念がる美卯さんに、弥生さんが、とんでもない事実を明かします。

「実はあれ…呪われたカメラだって言うから、一度、使ってみたかったんだよね」

「…え?」

「ある条件に当てはまる人物を撮影したら、写真には写らないって話が、本当かどうか、試してみたかったんだ」

唖然とする美卯さんに、弥生さんは平然と告げました。

「どうも美卯は、その条件に当てはまってみたいで…」

「─ 条件に当てはまって、写真に写らないと、どうなっちゃうの?」

涙目で、美卯さんは尋ねます。

問われた弥生さんは、悪びれる事なく呟きました。

「…って言う設定は、どう?」

「─ はい?」

「美卯、ちゃんと写真に写ってるから。」

自分が普通に写っている写真を手渡され、混乱する美卯さん。

「じゃ…こっちは?」

「それは、別に、背景だけを写したやつ。」

「─ それじゃあ、聞くけど…」

刺々しい声で、美卯さんは問い詰めました。

「カメラの呪いって言うのは…デタラメなの?」

「うん。現像した写真見て、ふと思いついたんだよね」

「…」

「─ 素直な美卯ちゃんなら、疑わずに、信じてくれるかなーって」

自分がイタズラされたと解って、美卯さんは腹を立てます。

そんな美卯さんに、弥生さんは、微笑みながら、こう告げたのでした。

「いつものアレ、ご馳走してあげるから!」

弥生さんの言葉を聞いて、美卯さんの表情が変わります。

「食べたら機嫌…直してくれるよね?」

「…」

したり顔の弥生さんに、美卯さんは言いました。

「─ 私にパフェ奢れば、何しても許されるって…思ってないよね?」

「大丈夫。そんな事、思ってないから!」



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弥生さんのお話

美卯さんのお話

写真のお話



    

    
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週末空いてる?

「ねえ二葉、週末空いてる?」

「ちょっと待って、手帳見てみるから。」

美卯さんに聞かれて、二葉さんは鞄から手帳を取り出します。

「へ~、手帳で、スケジュール管理してるんだ」

感心する美卯さんに、二葉さんは尋ねました。

「何週先の週末が、開いてれば良いの?」

何か違和感を感じながら、美卯さんは答えます。

「─ 今度の週末…なんだけど、ね」

「…じゃあ、開いてるかな。」

「・・・」

何か言いたげな顔で、美卯さんは二葉さんを見ました。

それに気付いた二葉さんが美卯さんに聞きます。

「何?」

「… あのさぁ。。。」

二葉さんが促すので、美卯さんは切り出しました。

「一体、どれくらい先まで、予定が詰まってるの、二葉の週末は?」

「今のところ、予定が決まってる日は、特に無いけど」

不可解な答えを返す二葉さんに、美卯さんは確認します。

「─ だったら、手帳見て、何を確認してる訳?」

「…私が知らない間に、もしかしたら、入っているかもしれないでしょ? 予定。」

とんでもない答えに、唖然とする美卯さん。

そんな彼女に、二葉さんは笑顔で問いました。

「もし、知らないうちに予定が増えていたら…どうしたら良いと思う?」



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二葉さんのお話


美卯さんのお話


    

    
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紀之介
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