銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

あまんちゅ!

ぬっくぬっく

「さっ、みい!!」

自動販売機の商品ボタンを押した火鳥先生は、商品取り出し口の前に しゃがみ込みました。

取り出した飲料の缶を素早く両手で包み、暖を取ります。

「ほふ~ ぬっくぬっくだあ~」

次は頬を暖めようと、缶を片手に持ち直した瞬間。

空から白いモノが落ちてくる事に気が付きました。

「おーっ 雪だ…」

立ち上がって、上空に目を向けます。

「めっずらしーい!」

----------

「…あ!」

火鳥先生は、校舎から出てくる人影に気が付きました。

「永久野先生っ!」

感動を分かち合うべく、駆け寄ります。

「見て下さい! 雪ですよ雪!! 積もりますかねー?

反応を待つ火鳥先生。

しかし、永久野先生からは、何の言葉も返って来ませんでした。

「…?」

何と永久野先生は、雪どころか、火鳥先生の存在にも気付いて いなかったのです。

その事を認識した火鳥先生は、両手で包むように持っていた飲料の缶を、片手に持ち直しました。

1歩踏み出し、永久野先生の頬に勢い良く押し付けます。

「─ えい!」

「あつ、つぅ!」

「あははははははは」

「か、火鳥先生!?」

「やっと、気が付いて貰えましたね♪」



あまんちゅ! 9 (BLADE COMICS)
天野 こずえ
マッグガーデン
2015-02-10

    

    
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出来る事と言えば。。。

そこは夢の世界であった。

夜の神社に置き去りにされた、生まれたばかりの赤子が見ている、夢の中の世界。

無力な赤子に出来る事と言えば、夢を見る事くらい。

夢の中でなら、赤子は生きていける。

それが、その世界の始まりであった。

赤子が夢の中で生き続けるうちに、ある奇妙な現象が起こり始めた。

現実世界で夢を見ている人が、その夢を通して、その世界に迷い込んで来るようになったのだ。

それは、現実世界で、何らかの想いや悩みを抱え、自らの時間を止めたい思ったり、留まりたいと願う者達だった。

迷い込んでくる人達の、情報や記憶や経験を見聞する事で、赤子は、自らの姿形や思考を成長させることが出来るようになる。

最初は、自分が捨てられた神社の広さしかなかった世界も、自らの意志で、どんどん広げていったのだ。。。



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天野 こずえ
マッグガーデン
2015-02-10

    

    
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まさか…

「ただいま!」

再び現れた女の子を目にして、男が狼狽えます。

「まさか…確かに、夢の世界から、送り返したのに…」

「根性で戻って来たのよ!」

「そんな…一体どうして…どうやって?」

「どうして? どうやってですと!?」

女の子は、得意げに微笑みました。

「自称『夢のプロフェショナル』から教わった、続きの夢の見方を、実践しただけ。」

「…」

「何時、如何なる時でも寝られる『眠り姫』の称号を持つ私には…容易い事だわ♡」



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天野 こずえ
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2015-02-10

    

    
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紀之介
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