銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

ご訪問、有難うございます。

当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

あまんちゅ!

ゾロゾロ行ったら。。。

「ええーっ! 今日の主役ぴかりが学校休んでるの!?」

「風邪だそうです…」

「─ それじゃ、しゃーないか」

「みんなでお見舞いとか行ったら駄目でしょうか?」

「風邪っぴきのトコに、みんなでゾロゾロ行ったら迷惑かもだよね」

「そうですよね…」

「─ てこちん。」

「はい?」

「私達の代表として、ぴかりの見舞い…行って来て!」

「…」

「私達の分のプレゼント一式、託す。」

「はい!!」

「よろぴくー!」

----------

「おお、てこちゃん!」

「あ、おばあさん」

「いらっしゃい」

「皆さん玄関先で…どうされたんですか?」

「聞いておくれよ!」

「はい。」

「 じじいが1個、両親が1個、兄と妹が1個、皆して ぴかりへケーキを買ってきやがったんだ!!」

「3つのケーキをどうするか…6人で話し合っていたんでしょうか?」

「そうなんだよ。。。」

「あの…大変に申し上げにくいのですが…」

「なんだい?」

「─ ここにも1つ」

「バースデーケーキ…合計4ホールに なっちゃったねぇ。。。」



あまんちゅ! 9 (BLADE COMICS)
天野 こずえ
マッグガーデン
2015-02-10

    

    
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相談に乗りますよ?

「何か、悩み事でもあるんですか?」

ホームの乗車停止マークで、火鳥さんは、立ち止まりました。

「─ 私でよければ、相談に乗りますよ?」

後ろを歩いていた永久野氏が、追い付きます。

「まいったなー 何でもお見通しマンなんですね…」

「女の勘を、侮ってはいかんですよー」

永久野氏は火鳥さんの隣に立ちました。

「…では、お言葉に甘えて」

「どうぞ、どうぞっ」

「実は、ずっと気になってる人がいましてね…」

「ほ?」

「─ 最近その人が…自分の好きな人だったって、発覚しちゃったんですよ」

「ええー!?」

大きくなった声を、手で抑える火鳥さん。

「私が…知ってる人ですか?」

「はいっ」

「おおっ」

顔を覗き込む形で、永久野氏の正面に回りました。

「もしかしたら…」

火鳥さんは、次々と職場の女性の名前を挙げますが、全て否定されてしまいます。

─ パアンッ ─

ホームに向かってくる列車に気付いた永久野氏は、会話を打ち切りました。

「じゃあ俺、逆方向なんで…おつかれさまー」

「ええー!?」

立ち去ろうとする腕を、火鳥さんが掴みます。

「…気になって眠れないじゃないですか。意地悪しないで教えてください!」

列車が停止し、開く扉。

足を踏み入れた火鳥さんが、入り口付近で振り返ります。

「早くっ! 早くっ!!」

「俺の好きな人は…」

顔を真赤にした永久野氏は、火鳥さんを指差しました。

目を丸くして固まる火鳥さんの前で、列車の扉が閉まります。

自分を指差さす火鳥さんに、永久野氏が頷いた時

列車はゆっくりと動き始めたのでした。。。



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天野 こずえ
マッグガーデン
2015-02-10

    

    
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ぬっくぬっく

「さっ、みい!!」

自動販売機の商品ボタンを押した火鳥先生は、商品取り出し口の前に しゃがみ込みました。

取り出した飲料の缶を素早く両手で包み、暖を取ります。

「ほふ~ ぬっくぬっくだあ~」

次は頬を暖めようと、缶を片手に持ち直した瞬間。

空から白いモノが落ちてくる事に気が付きました。

「おーっ 雪だ…」

立ち上がって、上空に目を向けます。

「めっずらしーい!」

----------

「…あ!」

火鳥先生は、校舎から出てくる人影に気が付きました。

「永久野先生っ!」

感動を分かち合うべく、駆け寄ります。

「見て下さい! 雪ですよ雪!! 積もりますかねー?

反応を待つ火鳥先生。

しかし、永久野先生からは、何の言葉も返って来ませんでした。

「…?」

何と永久野先生は、雪どころか、火鳥先生の存在にも気付いて いなかったのです。

その事を認識した火鳥先生は、両手で包むように持っていた飲料の缶を、片手に持ち直しました。

1歩踏み出し、永久野先生の頬に勢い良く押し付けます。

「─ えい!」

「あつ、つぅ!」

「あははははははは」

「か、火鳥先生!?」

「やっと、気が付いて貰えましたね♪」



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天野 こずえ
マッグガーデン
2015-02-10

    

    
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紀之介
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