銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

がーでん姉妹

制服

「どうかした? カナリ」

「んー」

「…制服が、どうかしたの?」

「なんか、小さくなったような気が…」

「え、縮んじゃったかな!? 制服」

「そうかも…」

「あ!」

「何? 池子??」

「─ カ、カナリが…大きくなってる。」

「え? そんなことは…」

「わたしの方が、お姉ちゃんなのに!」

「い、池子?」

「同じもの、食べてるのに!!」

「お、落ち着いて?!」

「わたしの方が小さいと、甘えて もらえなくなっちゃう。。。」

「大きくなっても…わたし、池子に甘えるよ!?」

「ほ…ほんと?」

「2メートルになっても、甘える!」

「カナリ! 2メートルになんか、なっちゃ だめだからね!!」




    

    
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まだ余裕あるし。。

「おーわーらーなーいー」

夏休みも残り少なくなったある日。

必死で宿題を片付けてた池子さんは、三つ子の姉達が、平然とくつろいでいる事に気が付きました。

「お姉ちゃんたちは、もう宿題…終わったの?」

確認した池子さんに、一斉に姉達が答えます。

「まだよー」

「…まだ余裕あるし」

「夏休みの最終日に始める」

「科目ごとに、提出日が違うから、大丈夫だし。」

「まあ、手分けしてやれば楽勝!」

「うん、3分の1ずつやって、後で写す」

「毎年、そうだし。。。」

のほほんと答える3人の姉。

池子さんの口から、不満の声が飛び出します。

「ずるい!」

----------

「…そろそろ始めようか」

夏休みの最終日。

ついに着手すべく、三つ子達が鞄から宿題を取り出します。

「─ ん、あれ?」

「何?」

「あ」

「ああっこの宿題の問題集!」

「全部違う!!」

「それも、全科目!」

「ぎゃーっ、写しっこできない!」

「うわーっ、なにこれ陰謀?」

「全部やらないと、だめじゃん!!」

三つ子達が、毎年宿題を各々が3分の1ずつやって、後はお互いに写し合っていた事は、学校の先生達に、気付かれていました。

そこで三つ子達にだけ、個別の問題集を渡していたのです。

右往左往して狼狽える姉達を見て、池子さんが呟きます。

「─ こんな ぎりぎりまで気づかないって…どうなの?」




    

    
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かわいー♡

「おー♡」

披露された制服姿に、姉は歓声をあげました。

「春から入学する中学校の?」

頷ずく妹のカナリさん。

姉が褒めちぎります。

「かわいー♡」

「ホント?」

「いやー 金髪でセーラー服は、破壊力が激しいわね!」

「ちょっと、ブカブカだけど…」

「すぐ大きくなるわよ」

「そう…だよね。」

「─ そう! 大きくなるの。カナリは、すぐ大きくなるわ!!」

「どうしたの。おねーちゃん?」

「小さくないと…セーラー服は、似合わないの!」

「…おねーちゃん?」

「カナリ ダメよ! 大きくなんか なっちゃ!!」

「ええっ!?」




    

    
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紀之介
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