銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

ご訪問、有難うございます。

当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

ちょい能力少女あゆむ

いい匂いが…

放課後の教室には、黛さん1人でした。

廊下にも、人の気配は全くありません。

お腹が空いた黛さんは、鞄からパン取り出します。

包装袋を開いて、取り出したパンを、口にしようとした瞬間…

廊下を走る足音が響き、教室の扉が開きます。

笑顔の歩さんが、嬉しそうに黛さんに駆け寄ります。

「いい匂いがしたので…」

「テメーは犬かよっ!」

「へっへっへーひとくちー♡」

「来んなっっ。やんねーよっっ」

「えー」

「ったく、ほらっ」

「やったーっ」

「本当にオメーは、食べ物の匂いを嗅ぎ分ける天才だなっ」

「違うよ―食べ物をくれる人の匂いがわかる程度だよー」

「ハタ迷惑な能力だなっ」




    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

ほんのちょっぴり

女の子は、ほんのちょっぴり、超能力を使う事ができました。

ほんの数センチですが、物を動かす事ができるのです。

「それって凄いよね」

褒めてくれる友人に、女の子が答えます。

「そう?小さい頃に、TVの取材とか、された事もあるよ」

「えー。すごーい」

「でも、小さい頃は、それこそ1センチか2センチぐらいしか、動かせなかったからねー」

「─」

「微妙すぎて、放送されなかった」

「あらま、残念」

「今は、5センチくらい…かな?」

「じゃあ、訓練すれば、もっと動かせるようになるんじゃ?」

「んな、メンドイことしないよぉ」

言うやいなや、女の子はその場にしゃがみました。

「能力を使うと、ただでさえ、お腹がすいて、大変なのに…」

少し前に、能力を使ったらしい女の子は、消え入りそうな声で呟きます。

「もーダメだぁ…」

「ホント。微妙な能力だね」




    

    
★過去の作話★

「1日1回」クリックお願いします!
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画備忘録へ

紀之介
★過去の作話★


「紀之介@otn_knsk」で
ブログ更新情報を呟いています。

Twitterをフォローする

ブログで取り上げた本
楽天市場