銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

ご訪問、有難うございます。

当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

コトノバドライブ

断りきれず。。。

「…ああ、こんにちは…」

すーさんは、怪しい店の前に立っていた老人と目が会います。

「ああっ…関わっちゃった」

内心で激しく後悔する すーさんに、老人は、同じ身振りを、しきりに繰り返します。

「あっ、中ね…はいはい」

断りきれず、店の中に入る事になる すーさん。

近くのテーブルに着いて、メニューから、無難なものを選びます。

「えーと、コーヒーを…」

正面に立って注文を聞いた老人は、無言で頷いて、店の奥に向かいました。。。

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「おわ!」

テーブルに置かれたコーヒーカップを見て、内心で すーさんは声を上げました。

「…渋っ。ホーローカップ! はげちょろ!!」

よく見ようと、カップを手に取ります。

「これで、激うまコーヒーだったら、大当たり…」

しばらく眺めていたカップに、ゆっくりと唇に近づける すーさん。

味を確かめるために、少量のコーヒーを口に含みます。

「─ 中の下。」




    

    
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1回試そうか。。。

夜、山の中の廃道に入り込んだ女の子は、草むらの中に、灯の入った自動販売機を見つけます。

「文字は、みんな消えてるけど、『百円』だけ読める…」

女の子は、この自販機が、動くかどうか試したくなりました。

「1回試そうか…100円、もったいないけど…」

取り出した硬化を、女の子が投入口に入れようとした瞬間。

─ ゴトン ─

自動販売機から、何かが出てきました。

「・・・」

取り出し口に、手が伸びます。

「…うわ、あったかい。250cc? プルタブ式ってやつだ…いつのカン!?」

─ カシュ ─

何かに取り憑かれたかの様に、手にした缶の口を開けた女の子。

「鉄のにおい…茶色いお湯…」

缶を見つめて、考えます。

「ここまできたら…ひとくち…いってみっか?」

女の子は、ゆっくりと、缶を自分の口に近づけました。

もうすぐ唇が、缶の端に付くと思われた瞬間、

「早く! 早く!」

何者かの急かす声が、辺りに声が響きました。

「…え?」

辺りを見回す女の子。

「…何か、まわりの空気が…息を殺して『待って』いる?」

今まさに飲もうとしていた缶の中身を、地面にぶちまけます。

「あぁあ!!」

暗闇に響く非難の声。

声のした方向を、女の子は凝視しました。

人の気配は感じられません。

「に、逃げなきゃ!」

恐怖を感じた女の子は、草むらの中の自動販売機から、一目散に逃げ出したのでした。。。




    

    
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あん?

「店長~なんでウチ、ミートソースとナポリタンしかないんですか―?」

「あん? そんな、いくつもできんかよー おれ一人でよー」

「そーですけどー シンプル路線だったら、ペペロンチーノぐらい、あってもいいのにー」

「…ウチはよ、パスタ屋っつーか、『スパゲッティ屋』なんだよ」

「なんか差があんですか?」

「なんかこう…おれ的には、ミートソースとナポリタン以外ってのはよー『オシャレ』なんだよ『めし』じゃねえの!」

「─ 全っ然、わかんないんですけど!」

「いいんだよ!」




    

    
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紀之介
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