銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

乙女のてにをは

夢を見るのよ。。。

「あの子みたいに、勉強が得意だったら、こんな苦労はないよね…」

「勉強できる子は、出来ない子の気持ちなんか、一生解りっこないよ…」

「私ね、時々、夢を見るのよ。」

「?」

「何回追試やっても…全然点数が足りなくて、クラスのみんなは普通に卒業してるのに…私一人、延々と追試を繰り返して…」

「ナニ…その悪夢!」

「─ もうね、正夢なんじゃないかって…」

「いやっ! 夢の話でも…それはやめてー!!」




    

    
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んー

「おはよー…」

挨拶された北口さんが驚きます。

「どうしたの勢野さん、顔が赤いよ…?」

「んー」

「もしかして、熱出てない…?」

勢野さんの おでこに、手を当てる北口さん。

「わー、気持ちいいー」

冷たい手が、ずっと触れているのに、勢野さんは嫌がりません。

いつもと違う様子に、北口さんは閃きました。

「はっ!ひょっとして今日は…熱奪い放題?」

冷え性の北口さんは、いそいそと、ある行動を始めます。

温かさを堪能すべく、突然勢野さんのほっぺを「さわさわ」と揉み始めたのです。

勢野さんは、その所業から、逃げる事が出来ません。

「ううう、なんか悔しいけど、ちべたくて気持ちいい…」

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翌日、勢野さんは元気になって登校してきます。

「温かくして、1晩ぐっすり寝たら、すっかり良くなったよ」

「…」

「なんなの北口さん…その物欲しそうな目は?」

「─ 私の生湯たんぽ…」

「…誰が、生湯たんぽか!」

「勢野さん…すっと風邪っぴきでも、よかったのに…」

「嫌です。」




    

    
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ほっぺ。。。

「ひっ…!?」

驚いた勢野さんは、声を上げました。

背後の北口さんから、手が伸びていたのです。

「わー…勢野さんのほっぺ、あたたかいー」

いきなり 冷たい手で、ほっぺを「むにむに」と揉まれて。呆気に取られる勢野さん。

北口さんは、ほっぺを揉み続けます。

「はあ…♡ むにむにー♡」

我に返った勢野さんは、手を振り払いました。

「もうっ!驚かせないでよ、北口さん!!」

「ああん…」

無念そうに北口さんは、手を引っ込めます。

「ほら、私って、冷え性だから…」

振り返った勢野さんに、北口さんは言い訳しました。

「勢野さんって、体温高いから、暖をとるのに丁度イイっていうか…」

「─ 人のこと…湯たんぽがわりに、しないでくださいませんか。」

北口さんが、手を差し出します。

「勢野さん、ちょっと触ってみて…」

「また、上手いこと言って、熱を奪おうってんじゃ…」

「まあ、そう言わずに…」

仕方なしに勢野さんは、その手に触れてみました。

「ナニこれ!!冷た!!!」

「ねー?冷え切ってるでしょ…?」

思わず手を引っ込めた勢野さんを、北口さんは羨ましそうに見ます。

「冷え性って、ほんとつらいのよう…?

 手足が冷たくて夜は眠れないし、寝ても寝ても疲れは取れないし、血行悪くて、肩凝りが酷いし…」

勢野さんの ほっぺに移動する、北口さんの視線。

「だから、少しぐらい、暖かい人から、暖を取らせて もらっても、いいと思うの…」

「…その理屈、なんか腑に落ちないんだけど。」

自分のほっぺを、勢野さんは手で隠します。

「それだと私、熱…奪われ損だよね!?」




    

    
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紀之介
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