銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

新婚物語

微熱が1週間。。。

「おい、いい加減あきらめて医者行け!」

「えー  これぐらいで病院に行くのは…」

「微熱が1週間も続いて、一向に下がらないっていうの、充分医者に行く理由だ!」

「…あと3日。あと3日まってくれない? その間に絶対下げるから」

「3日程前に、あと3日っていったよな?」

「だから…お願い、これが最後。あと3日待って。その間に、絶対熱を下げるから」

「熱っていうのは、あげようと思うとあがったり、さげようと思うと、下がるもんなのか?」

「─ 実はあたし、今の この熱の原因、知ってるの。」

「え?」

「だから…その理由が解消されれば、下がると思う」

「熱が続く理由、知ってるのか?」

「うん。」

「なら…早く言えよ! 何が熱の下がらない理由なんだ?」

「…その…恥ずかしいから、あんまり言いたくないな…」

「何だよ、言えよ。」

「あたしに…根性がないから。」

「は…?」

「昔だったら こんな熱…2日あれば、絶対根性で下げてた!」

「─」

「なのに…未だ下がらないっていうのは、あたしに根性が無くなったんだわ。。。」

「…いいか? 明日は、絶対に医者に行け!」




    

    
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もう12個も。。。

「それで、何、結婚以来、もう12個もコップ割ってるの?」

母親に追求されて、娘は弁解します。

「ま、それだけちゃんと家事をやってるんだって評価してちょうだい。コップだって、別に洗いものしなきゃ割れないんだから」

「わたしはもう30何年家事をやってますけどね、まだ12個もコップを割ってないとおもうわ」

「まあまあ、その、人間には向き不向きってものがあるし、あたしの方がまだ、おかーさんにくらべれば、料理に向いてるっていえるし」

「でも、掃除も洗濯もアイロンかけも食事の後片付けも繕い物も縫い物も、その他すべて、調理以外の家事は、全部、お前に向いてないんじゃないの?」




    

    
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殉職…

「…結婚祝いでもらったコップなんか、もう12個も殉職してるしなあ…」

母親は、娘の言葉に引っ掛かったので、確認します。

「え?じゅんしょく?コップがじゅんしょくって…コップに潤色なんかしてどうするの?」

「字が違う、字が。コップに潤色するんじゃなくて、コップが自らの職業に殉じたの」

「コップが自らの職業に準じるって…」

「最初はね、あたしが洗ものしていた時にお亡くなりになったコップは『業務上過失致死』で、あたしが殺したって言ってたのよね。でも、そうすると、どうも、あたし『業務上過失致死』ばかりやってるんで、最近では、お亡くなりになったコップについては、主語を『あたし』から『コップ』に置き換えて『コップが殉職した』って言い方にしてんの。ね、この方が、表現がおだやかじゃない」

「…おだやかも何もね、そういうのは、まっとうな日本語では『おまえが業務上過失致死を犯した』んでも『コップが殉職した』んでもない『おまえがコップを割った』って言うんです!」




    

    
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紀之介
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