銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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当ブログでは、コミックや文字本の、興味深かったエピソードや、個人的な駄文、オリジナルの作話を掲載しています。

森田さんは無口

分類する

「図書室のミステリー本、増えてきましたね」

「要望が多いからねぇ」

「…作者別に陳列するだけじゃ、芸がないと思いません?」

「どうするつもり?」

「例えば、警部モノ、警部補モノ、巡査長モノ、巡査部長モノに分類するとか」

「混乱を招くだけじゃないかな」

「じゃあ…凶器別、動機別、トリック別は?」

「それって、結末をバラしてる様なものだよね。」




    

    
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もうさー

「どんなパジャマで寝てるんですか?」

「これー」

「…え。それって、スーツですよね?」

「─ 最近、家に帰ったら…即、玄関先で寝ちゃうのよねー。面倒臭いから」

「え?」

「もうさー。この服のまま、一生過ごしても、いーかなー って…」

「それじゃ…ダメ人間、一直線ですよ?」




    

    
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朝ごはん…

「休みの日だからって、だらだらしないのっ」

休日の朝、母親が娘の部屋のドアを開きます。

「起きなさーい」

なかなか起きようとしない娘に向かって、母親が呟きました。

「朝ごはんは…フレンチトーストよ?」

モゾモゾと、起きる気配を見せる娘を確認して、母親は微笑みました。

「…着替えて、降りてらっしゃいね。」

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身支度を整えて1階に降りてきた娘は、朝食のテーブルに付きます。

テーブルの上には、まだフレンチトーストはありませんでした。

暫く待ってみましたが、運ばれてくる気配もありません。

焦れた娘は、立ち上がって母親を探します。

台所にいた母親は、娘の顔を見て、当然の様に言いました。

「あら、作るとは言ってないわよ? 材料は揃ってるから、自分で作りなさいね。」




    

    
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紀之介
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