銀曜日の戯言

領国は越前敦賀 官位は従五位下 官職は刑部少輔

「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」

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森薫拾遺集

愚問であるな。

「何ですか?この眼鏡は」

「これは、古道具屋で見つけて買った、生物透視鏡だ。」

「かけると、どうなるんですか?」

「生物が見えなくなる!」

「…何に使うんでか?これ」

「愚問であるな。

 物は使用するばかりが、目的ではなかろう?

 例えば置物はどうかね?

 それは、ただそこに存在するだけである。

 しかしながら、我々の生活に彩りをくわえる!」

「つまり…何の役にも立たないと」

「まあ、追って有意義な使い途を考えるつもりである。」

「─ 旦那様」

「何かね?」

「わたくし、そもそも その行為自体に、有意義さを感じられないのですが」

「…そう言う、ミもフタもない事は、口にしないで くれたまえよ」



森薫拾遺集 (ビームコミックス)
森 薫
エンターブレイン
2012-02-15

    

    
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ブカブカ。

「この制服…大っきい」

「あらー」

「ブカブカ!」

「3年間着るから、多少大きめのサイズを注文は したんだけど…」

「少しじゃなくて、ものすごく大っきい。」

「直してもらってたら、入学式に間に合わないわよねぇ」

「…どうするの?」

「上着の袖は先を中に折り込んで、スカートはスソ上げすれば…着れない事は、ないわ!」

「えー?!」

「直ぐ成長して大きくなるのに、小さなサイズの変えるの…もったいないでしょ。」

----------

「お母さん!」

「なぁに?」

「1年の3学期なのに、制服が大っきいままなんだけど…」

「─ 背が伸びれば、ピッタリになるから」

----------

「…お母さん」

「どうしたの?」

「制服。2年の3学期なのに、まだブカブカ…」

「─ 成長して大きくなれば、合ってくるわよ。」

----------

「ここ数ヶ月で…身体にピッタリしてきたんじゃない? 」

「…制服の事?」

「ね? お母さんが、言ったとおりでしょ」

「今更、だけどね。」

「?」

「来月はもう…卒業式だよ?!」



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2012-02-15

    

    
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